音楽鑑賞

中学校の定期テストで最近は干渉の問題が出されることが多くなっています。
なかなか、コレ!!と言った正解が分かりにくくみんな困っている様子。
でも、それが正しいといいますか・・・
特に正解はないのです。鑑賞して思ったこと気づいたことを書きなさい。となっているのだから、思ったことを書けばいいのだよ。
読書感想文と同じだよ〜〜と言うと揃って「読書感想文ニガテ・・・」とのこと。
あーーーそう言うことか。
と、最近は思いを言葉にできるようレッスンの中でも取り入れています。
思ったことを口にするのって怖いことではないのに、すっごくみんな様子を伺いながら答えるので何に怯えているのか、、、と心配になっていまします。
正解したいよね。そりゃそうだ。
だったら言いやすいようにしよう。と鑑賞した後、設問を設けました。
ただ大きな空白に思ったことを書け。と言われれば何を書いたらいいかわからなくなるのも当然だなと。
速さはどうだった?
どんな音が聞こえた?高い?低い?
楽器は何か聞こえた?ピアノかな?弦楽器かな?打楽器はあったかな?(ここで詳しい楽器の名前を書かなくちゃと思うから書けないようです。大まかでいいのよ。低い音の楽器が聞こえた。とかね!)
どんな景色が似合うと思う?
朝、昼、夜?
季節は?
何が出てくる?登場人物なのか動物なのか機械なのか・・・
などなど。
そうすると意外にスルスルとかけるのです
今回は
「サンサーンス作曲、亀」を聞きました。
まずはイメージ画を描き、そこから設問に答える形でやってみました。
次はここから発展して、天国と地獄を聴かなくちゃね!
わかる人にはわかる。亀と天国と地獄の関係。
ちょっとこういった企画をしていこうかなと考えています♪
教室ではもちろんピアノやフルートの技術を教えています。
でもやっぱり学校で役に立ってほしいですし、定期テストではピアノは弾けるのに点数よくないのね・・・は避けたい!
捨て教科にされたくないので、定期テスト対策も行なっております!
そして小さな生徒さんには情緒面からも音楽に関わっていってほしい。内面から出るものは必ず演奏に直結します。
そこを育むレッスンができたらいいな〜とこれからも試行錯誤のレッスンです